頁のにおい

数えてみると図書館から借りている本が22冊ある。
もちろん返却期限までに読むわけはないので、これは読みたい本を忘れないためのメモのようなもの。
便利なアプリもあるにはあるが、バーコードを読み取って検索/登録するよりも、借りちゃった方が遥かに楽なんですもの。

重くて持ち帰るのがたいへんじゃないかとご心配の向きもあろうが、なんの、自転車の前カゴで運べばそれも無問題。
いやむしろ手のなかに書物の重みを感じて、装丁を味わい、
ページを繰って印刷の匂いに陶然とする。
うくづくじぶんにとって本とはフェティシズムの対象なのだなと思う。