三省堂書店池袋本店古本まつり

f:id:kongyoten:20190708001319j:plainポラン書房のツイートで開催を知り、初日に夜勤明けで向かう。

会場にはいってすぐがそのポラン書房のブースで、さっそく掘り出し物。
富士川英郎「茶前酒後」1500円

カゴにいれてじっくり各書店を見て回る。

都筑道夫「からくり砂絵」200円

帯、当時の挟み込み出版広告、栞つき超美品。
と見れば、神保町@ワンダーからの出品であった。

なめくじ長屋シリーズ、これは持っているかいないか、表紙と目次にはとんと見覚えなし、しかしなにか思うところあり、ええいままよ(どうせ200円だし)と、購入。
帰宅し蔵書を確かめてみればこれがずばり未所蔵の一冊であったと、わかったときの嬉しさ。これが古本買いの醍醐味ですな。

この機会にシリーズ一覧をメモ。

血みどろ砂絵○
くらやみ砂絵
からくり砂絵○
あやかし砂絵○
きまぐれ砂絵○
かげろう砂絵 
まぼろし砂絵○
おもしろ砂絵○
※ここまで角川文庫、以下は光文社文庫のみ
ときめき砂絵 
いなずま砂絵 
さかしま砂絵

久野昭編「神秘主義を学ぶ人のために」300円(横浜・古書馬燈書房)
樋口覚「書物合戦」300円(小金井・中央書房)
若桑みどり「イメージを読む 美術史入門」200円(さいたま市・金木書店)
池内紀「なじみの店」500円(神保町・がらんどう)
※著者サイン本←これがあまりにも愛しく、迷った末に購入 
※さらにうれしいおまけが 著者より「大木さん」への礼状がはさんであった 癖字といえば癖字だがたいへんな味はある

綿谷雪「言語遊戯の系譜」1000円(世田谷松原・古書瀧堂)
資料的価値とみて購入 地口行灯について

ペトラルカ/近藤恒一訳「わが秘密」300円(中央書房)
伊藤博明編「哲学の歴史4 ルネサンス」1000円(栃木市・吉本書店)
井上義昌編「英米故事伝説辞典」500円!(北沢・古書明日」

これが今回一番の収穫。