三橋達也の小悪党ぶりが出色。 黄金町のドヤ街、これが当時の観客にどれだけのリアリティでうけとめられたか。 間然するところがない傑作。もう(俺が映画と思う)映画はこれでいいんじゃないかとおもわされる繊細な力技。
とにかくエロい。性と死、そしてそれらと切り離せぬものとしての食。 ちりばめられた挿話が、私には冗長にかんじられる。食をめぐるもろもろにたいするあからさまな諧謔や皮肉が、気になってしまう。 役者がいい。 安岡力也、桜金造、こんないい演技をするの…
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